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ケンコー・トキナー、SAMYANGの販売代理店権を取得

個性的なラインナップのMFレンズメーカー

SAMYANG 12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYE

株式会社ケンコー・トキナーは、韓国SAMYANG(サムヤン)のレンズ製品について、日本での販売代理店権を5月18日より、新東京物産株式会社から引き継いだと発表した。

SAMYANGは、韓国Samyang Optics社のレンズブランド。大きく別けて静止画用と動画用をラインナップしており、日本ではそのどちらもケンコー・トキナーを通じた流通に一本化される。

特徴としては、超広角レンズや中望遠レンズが充実しており、対応マウントもニコンF、キヤノンEF、ペンタックスK、ソニーA、富士フイルムX、マイクロフォーサーズなどと幅広い。すべてマニュアルフォーカス。35mmフルサイズセンサー対応品に加え、APS-Cセンサー用、マイクロフォーサーズ用も取り揃えられている。

日本市場での流通は、2010年5月発売の「8mm Fisheye CS」(APS-C、フォーサーズ用)および「85mm F1.4 Aspherical IF」(35mmフルサイズ用)が端緒。当時の実勢価格はともに3万円前後と、価格の安さでも話題になった。

(本誌:折本幸治)