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オリンパス、「OM-D E-M10 Mark II」を一時販売休止

プラスチックマウントの交換レンズでロックが外れやすい現象

オリンパスは9月7日、「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」の販売を一時休止すると発表した。販売再開時期は9月下旬をめどに改めて案内するという。

購入者からの問い合わせにより、OM-D E-M10 Mark IIにプラスチックマウントの交換レンズを取り付けた場合、ロックが外れやすいものがあることが判明。販売を一時休止し、原因確認および対策を検討中としている。

同社によると、オリンパスのマイクロフォーサーズレンズでプラスチックマウントを採用しているものには「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 L」(キット専用品)、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」がある。

E-M10 Mark IIのキットレンズでは、ダブルズームキットのM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rが対象となる。EZレンズキットの「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」はプラスチックマウントではない。

E-M10 Mark IIは、EVF内蔵タイプのマイクロフォーサーズカメラ。上位機ゆずりの5軸手ブレ補正機構を特徴とするエントリー機。発売日は9月4日。

(本誌:鈴木誠)