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ソニー、PlayMemories Camera Appsに「多重露光」を追加

「レンズ補正」などα7R/α7の対応アプリも拡大

 ソニーは、「PlayMemories Camera Apps」の新アプリ「多重露光」を12月19日に公開した。価格は500円。対応機種は「α7R」、「α7」、「NEX-6」、「NEX-5T」、「NEX-5R」。併せてスマートフォン向けアプリのバージョンアップも実施した。

 多重露光アプリは、複数の画像を重ね合わせた写真が撮影できるアプリ。これまで多重露光に必要だった設定をしなくても、テーマを選択するだけで画像の重ね方や撮影設定が最適化されるという。

多重露光アプリの作例(ソニー提供)

イージーシルエット
テクスチャー
回転
ミラー
ソフトフィルター

 テーマを選んでから複数の撮影を行なうと多重露光ができる。重ね合わせる元になる画像をライブビューで確認しながら、重ね合わせる写真を撮影可能。

 テーマは「マニュアル」、「イージーシルエット」、「空」、「テクスチャー」、「回転」、「ミラー」、「ソフトフィルター」の7種類。マニュアルでは、効果を確認しながら好みの方式で画像を合成できる。重ね方は「単純加算」、「重み付け平均加算」、「比較(明)」、「比較(暗)」、「スクリーン」、「乗算」の6種類から選べる。

 加えて既存のPlayMemories Camera Appsの一部が、α7R/α7で利用可能になった。新たに対応したのは「ピクチャーエフェクト」、「フォトレタッチ」、「レンズ補正」、「多重露光」の4種類。

 また、スマートフォンやタブレット向けのアプリ「スマートリモコン」が同日アップデートし、Ver.2.10になった。価格は無料。Android 2.2以上、iOS5.0以上に対応する。新たにスマートフォンなどからパワーズーム、デジタルズーム、内蔵/外付けストロボの操作が可能になった。

スマートリモコンではズームの遠隔操作などが可能になった。

 PlayMemories Camera Appsは対応するαおよびNEXの機能を拡張できるアプリ。これまでに12種類がリリースされている。

(本誌:武石修)